VISAが手元に届くまで④

アメリカ挑戦記

🎒 アメリカ大使館 面接当日に必要な持ち物&注意点まとめ(実体験ベース)

ビザ面接当日は、ちょっとした勘違いが命取りになります。ネット上の情報と実際の現場ではルールが変わっていることもあるので、ここでは私自身が2025年にP-1ビザの面接を受けたときの「リアルな持ち物リストと注意点」を紹介します。面接の予約時間よりも30分程前に到着して並びました。すでに大使館前は行列でした。


✅ 実際に持っていったもの(必須書類)

  1. DS-160確認ページ(バーコード付き)
    • 白黒印刷でも問題なしでした。
    • 念のため折らずにファイルに入れて持参するとスマート。
  2. 面接予約確認書
    • これも印刷して持参。受付で確認されます。
  3. 有効なパスポート
    • 使用中のものに加えて、**過去のパスポート(古いパスポート)も求められました。**念のため持参をおすすめします。
  4. 証明写真(規格サイズ)
    • 写真機で撮影したものが規格外だったため、前日に写真屋さんで「アメリカビザ用サイズ」で撮影してもらいました。
    • 2枚ほど持っていくと安心です。
  5. グレン(弁護士)から送られた申請関連書類一式
    • I-797(USCISの承認通知)
    • 弁護士が用意してくれたサポートレター
    • 雇用・競技に関する証明資料
  6. 補足資料(念のため)
    • 活動計画や推薦状、競技歴など。面接官から質問があったときに提示できるように。

⛔ 意外と大丈夫だった/ダメだった持ち物

アイテム結果コメント
スマートフォン✅ OK電源を切ってカバンに入れておくよう指示あり
AirPods(ケース含む)✅ OK特に指摘なしでした
ノートPC❌ NG持ち込み不可。入口で断られる可能性あり
リュック△ ケースバイケース背負っている人もいましたが、荷物の中身や大きさによる印象
飲み物・食べ物❌ NG没収対象になる可能性あり
印刷書類(カラー/白黒)✅ 白黒OK白黒でもスキャン可能。カラーでなくても問題なし

💡 実体験からのアドバイス

  • 電子機器はスマホとイヤホン程度ならOK。ただしパソコンはNG。
  • 写真は規格に厳しいので、迷ったら写真屋さんで「アメリカビザ用」と伝えて撮ってもらうのが安全。
  • 古いパスポートも持参して正解でした。「過去のビザや入国記録があるか」チェックされる可能性あり。
  • **荷物は少なめ&シンプルに。**書類はA4ファイル1冊にまとめておくとスムーズです。

🧾 面接当日のざっくり流れ

  1. セキュリティチェック(スマホ電源オフ)
  2. 書類提出(窓口での受付)
  3. 指紋採取
  4. 面接(英語または日本語でのやりとり)
  5. 問題なければ「Approved」と言われ、パスポートを預けて終了!

その後、数日~1週間程度でビザ付きパスポートが手元に返送されます📬


✅ 面接持ち物チェックリスト(最新版)

  •  DS-160確認ページ(白黒OK)
  •  面接予約確認書
  •  有効なパスポート(+古いパスポートも念のため)
  •  規格サイズの証明写真 1~2枚
  •  弁護士(グレン)から送られた申請書類一式
  •  スマホ(電源OFFにできる状態で)
  •  必要最小限のバッグまたはファイルケース

🗣 面接の言語は?英語が話せなくても大丈夫…とは限らない

ビザ面接の前、私もいろいろな体験談を調べました。
すると、「英語が苦手なら日本語で対応してくれる担当官がいるから安心して大丈夫!」という声をよく見かけました。

確かにこれは事実です。観光や短期滞在(Bビザなど)での申請であれば、日本語だけでも十分対応してもらえるケースが多いようです。


❗ でも、私のケースは違いました

私が申請したのは P-1ビザ(アスリート向けの長期滞在ビザ)
しかも 4年間の滞在許可が出るタイプのビザで、明らかに「アメリカで長く、継続的に活動する」ことが前提になります。

英語圏でプロとして活動していくのに、面接が日本語では…
それって矛盾してないか?

自分の中でそう思った瞬間、「これは英語で乗り切らなきゃ」と腹をくくりました。


📚 聞かれそうな質問を徹底的に準備

以下は、実際に私が事前に準備した質問パターンの一部です:

  • What is the purpose of your trip?(渡航目的は?)
  • How long do you plan to stay in the U.S.?(滞在予定はどのくらい?)
  • Who is your sponsor/employer?(雇用主は誰?)
  • Where will you live in the U.S.?(滞在先は?)
  • What kind of competitions will you participate in?(どんな競技に出る予定?)

これらを何度も練習し、自分の言葉でスムーズに答えられるようにしておきました。

✨ これから受ける方へ伝えたいこと

  • 短期滞在ビザと、アスリートビザなどの長期・専門的ビザでは、見られるポイントも違います。
  • 英語が苦手でも、最低限の受け答えは準備しておくべきです。
  • 大切なのは「伝えようとする姿勢」と「目的を明確に語れること」。

「英語が話せない=面接に落ちる」わけではありませんが、真剣さやプロ意識を見せるチャンスとして、面接はとても大切な場です。

同じように挑戦する方の背中を押せたら嬉しいです!

と偉そうに言ってる私もいざ面接の順番に並んだらかなり緊張しました。面接は銀行の窓口みたいな場所で行う為、後ろで並んでる人にまる聞こえです。そして、3箇所の窓口は日本語で対応していましたので少し安心しました。いよいよ私の番が近づいてきた時に2人位前に並んでいた方が面接で落とされていたのを確認して更に緊張感が増しました。いよいよ私の番がやってきました。私の窓口の面接官は何と英語でした。

🎤 私の面接体験談:EVENTINGって通じないの!?英語の壁とのリアルな攻防

では、実際に東京のアメリカ大使館で行われたP-1ビザ面接の実体験をシェアします。
事前に必死に英語の練習をしていた私ですが、やはり本番は一筋縄ではいきませんでした…。


🧍‍♂️ 面接官「What are you going to do in the U.S.?」

面接は英語でスタート。
最初に聞かれたのは、「アメリカで何をする予定か?」というシンプルな質問。

私は緊張しながらも、準備していた通りにこう答えました。

“I will work as eventing rider at windurra USA under Boyd Martin”

すると、面接官は一瞬フリーズ。
まさかの一言──

“Huh?”


😅「あれ、通じない…?」

次に何か質問されましたが、早口すぎて聞き取れず…
なんとか「What sport?」だけは聞き取れたので、すかさずこう答えました。

“Equestrian.”

すると、ようやく納得したように「Ah, OK」とうなずいてくれました。


🤔 後から思えば…

アメリカでも**“Eventing”という言葉は一般には通じにくい**ということを、ここで実感しました。

専門的なスポーツだからこそ、「Equestrian(馬術)」という広い言い方で伝えることの重要性を痛感。
“Eventing”は説明なしでは伝わらない、というリアルな教訓です。


📅「この競技の予定を教えてください」

次に聞かれたのは、「どんな競技に出る予定か?」

ここでは事前に用意していたスケジュールの中から、主要な大会名と開催日を簡潔に伝えました。

“Bromont CCI in June, AEC in August…”

など、いくつかの大会名を英語で伝えると、納得してくれた様子でした。


🕰 最後の質問「How long will you stay in the U.S.?」

これも想定内だったので、すぐに回答。

“Four years.”

そして──


✅ 結果:「Approved」って聞こえなかった!

最後、面接官は何かを英語で言いましたが、“Approved”という単語は聞き取れず
はっきり分かったのはこの一言だけ:

“Wait two weeks.”

これだけはしっかり聞こえました(笑)

その後、パスポートを預けて面接終了。
結果は無事ビザ発給となりました。


🎯 この経験から学んだこと

  • 専門用語(Eventingなど)は通じない前提で、簡単な言葉に言い換える準備が必要。
  • 質問の半分くらいしか聞き取れなくても、キーワードを拾って答える力があればなんとかなる!
  • 完璧な英語じゃなくていい。伝えたい気持ちと冷静な対応がカギ。
  • “Approved”が聞こえなくても、落ち着いて「パスポート預けた=OK」だと理解すればOK

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