VISAが手元に届くまで③

アメリカ挑戦記

約1ヶ月以上も予定から遅れているVISA取得の申請状況の中、馬に乗っている時やジムでトレーニングをしている時はVISAの事は頭の片隅にありましたが、何もしてない時は常に不安との戦いでした。3月に入ってからは毎日、毎時間、弁護士グレンからのメール確認をして不安な日々を過ごしていました。

そして、遂に3月6日にグレンからのメールでUSCISから許可が降りたとの連絡が入りました。その日は不安から解消されて少し安心しましたが、安心したのも束の間で今度はアメリカ大使館に行き、VISA取得をする為の面接を受けなければいけません。そして、面接の予約を取れるのは2週間後か3週間後かも未知の世界でした。

アメリカの非移民ビザを取得する際、面接予約前に必ず提出するのが「DS-160」フォームです。
これはオンラインで記入・提出する申請書で、アメリカ大使館・領事館に「私はこの目的で渡米しますよ」と伝える、いわば“ビザ申請の本体”です。

✍️ 主に記入する内容は?

DS-160では、以下のような個人情報や渡航に関する詳細を記入します:


🔹 基本情報

  • 氏名(パスポート通り)
  • 性別・生年月日・出生地
  • 国籍・パスポート情報

🔹 渡米の目的とビザの種類

  • ビザの種類(例:P-1アスリート、F-1学生など)
  • アメリカ滞在中の予定や雇用主、団体の情報(例:Windurra USA)

🔹 連絡先・住所

  • 日本の現住所
  • アメリカ滞在予定の住所(滞在先が決まっていれば)
  • メールアドレスや電話番号

🔹 家族情報

  • 両親の名前や生存状況
  • 配偶者がいる場合はその情報

🔹 学歴・職歴

  • 最終学歴
  • 現在または直近の職歴(職業、勤務先名、住所など)

🔹 渡航履歴

  • 過去5年間の渡米履歴やその他の渡航歴
  • 渡航拒否やビザ却下歴の有無

🔹 セキュリティ関連の質問(Yes/No形式)

  • 犯罪歴、テロとの関係、薬物使用などに関する質問
  • 全て英語なので慎重に読みながら進める必要あり

🧾 提出後に必要なもの

すべて記入・送信が完了すると、バーコード付きの確認ページ(Confirmation Page)が発行されます。
これはビザ面接時に必ず持参する書類
なので、印刷して保管しておくのが鉄則です!

💡 ポイント

  • ブラウザ上での操作なので、こまめに「セーブ」すること!
    • ※入力を一定時間放置すると**タイムアウト(セッション切れ)**になり、最初からやり直しになる場合があります💥
    • 私自身も途中で一度セッションが切れてしまい、最初からやり直す羽目に…。結局、完成までに約1時間30分ほどかかりました。
  • 自分の顔写真をアップロードする箇所があります(規定サイズ・背景に注意)
  • 記入はすべて英語。翻訳ツールやサポートがあると安心

📉 私の失敗談:申請地とビザカテゴリのミスに注意!

DS-160は一度提出すると修正できません。だからこそ、最初の選択ミスが後々大きな手間になることも…。

実は私も、こんな失敗をしました。


❌ 失敗①:面接地を軽く見て那覇を選択…

面接予約の待ち時間を調べたところ、東京は混雑、那覇は空きありと表示されていました。
「よし、じゃあ那覇で作ろう!」と軽い気持ちで那覇を選択してDS-160を作成。

ところが後日、東京で3月13日の面接予約が取れたにも関わらず、大使館からひと言:

「DS-160の申請地が那覇になっているため、もう一度東京版を新規で作成してください。

ガーン…。すでにかなり時間をかけていたのに、最初からやり直しでした。


❌ 失敗②:2回目のDSでビザカテゴリを間違える…

仕切り直して東京版のDSを作成!

…のはずが、最後の確認画面でのチェックを見落とし
P-1アスリート用のビザではなく、P-1の子供(P-4)用ビザで提出してしまいました。

当然これもやり直し。もはや苦笑いしかありません。


✅ 3度目の正直!でも予約は…

ようやく3回目で全項目を正しく記入し、確認画面もしっかりチェック。
無事に提出が完了しましたが、すでに時間が経っていたため、面接の予約日は3月25日に。

最初から落ち着いて正確に作っていれば、もっと早い日程で面接できたかもしれません。ここですごく後悔した記憶があります。

3月25日に仮で予約しましたが認証されたとしてもVISA付きのパスポートが返却されるのは1週間〜10日間程かかるので4月3日のフライトには間に合いません。ですので航空券の予約変更を覚悟していました。

3月10日、航空券の予約変更の段取りをした際にたまたま面接の予約状況をチェックをしたところ、 なんと3月14日の8:30の枠が空いていたのを確認。すかさずスマホのタップを連続で行い予約が確定しました。奇跡としか言いようがなかったです。そして、最初で最後の難関、アメリカ大使館へ面接に向かうのでした。

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