VISAが手元に届くまで②

2025年1月初旬、グレンから求められた書類も最終段階に入り、最後に提出を求められた書類は今までのアジア大会の表彰状や全日本選手権等の内容が掲載された情報誌の原文とそれを英訳し、最後に私は日本語と英語、両方長けていますという文章を入れてサインをするというものでした。

それらの書類が全て揃ったところでグレン氏とのやり取りの中で当初の予定では1月17日にUSCIS(米国市民権移民局)へ書類を送るという段取りでした。私的にはトランプ大統領の就任式が1月20日なのでそれまでには先に申請したいとずっと考えていましたので何とか間に合ったのかなとその時は少しばかり安心していました。

【徹底解説】USCISのプレミアムプロセッシングとは?使う場合と使わない場合の違いを詳しく解説!

アメリカでのビザ申請や各種移民手続きでおなじみの USCIS(アメリカ合衆国市民権・移民局)。その申請プロセスにおいて、待ち時間を大幅に短縮できる「プレミアムプロセッシング(Premium Processing)」というオプションサービスがあります。

では、このプレミアムプロセッシングを使う場合と使わない場合で、どれくらいの違いがあるのでしょうか?実体験を交えて詳しく解説します。


✅ プレミアムプロセッシングとは?

USCISが提供する有料の優先審査サービスのこと。

  • 通常の審査よりもはるかに早く処理してもらえる。
  • 対象となるビザカテゴリー(例:H-1B、O-1、P-1など)で利用可能。
  • 申請者またはスポンサーが**追加料金(現在は2,805ドル)**を支払うことで利用できる。

🔁 比較:プレミアムを使う vs 使わない

項目プレミアムありプレミアムなし
審査期間15営業日以内に結果通知
(※補足書類要求された場合は追加)
数ヶ月〜半年以上かかることも
費用通常の申請料+$2,805(2024年時点)通常の申請料のみ
審査の優先順位最優先で審査される審査の順番待ち(通常処理)
心理的メリット早期に結果が分かるので計画が立てやすい先が見えず不安になりやすい
ビザ面接への影響審査完了が早いため面接予約も早く進む可能性あり面接予約を長く待つリスクも

💡 実際に使ってみてどうだったか?

私の場合(P-1ビザ)は、早期に渡米しなければならないスケジュールがあり、迷わずプレミアムプロセッシングを選びました。

  • 提出から**たった10営業日ほどで「承認」**の通知が来ました。
  • 通常処理だと1〜4ヶ月はかかることもあるため、結果を早く得られたのは本当に大きかったです。
  • 費用は高めですが、時間と安心をお金で買う価値はありました。

📝 こんな人にプレミアムはおすすめ!

  • 留学や仕事のスタート日が決まっている人
  • 競技日程や試合に間に合わせたいアスリート
  • 渡米時期が迫っていてスケジュールに余裕がない人
  • 心理的に早く安心したい人

⛔ プレミアムを使っても注意点はある

  • 審査が通ることを保証するものではない。
  • 追加書類の要求(RFE)が来た場合、その対応にさらに時間がかかる。
  • ビザ面接後の処理には、別のプロセス(パスポート返送など)が必要になることも。

🔚 まとめ

「プレミアムプロセッシング」は高額なオプションではありますが、時間を優先したい人にとっては非常に強力な選択肢です。

迷っている人は、自分のスケジュールや目的を考えて、「時間をお金で買う」という選択が必要かどうか、ぜひ検討してみてください。

話は戻りますが、ここで大きな問題が発生してました。1月17日に申請をしてもUSICSへの書類が受領したかの通知やこちらからメールを送ってもグレンからの連絡も一切来ないまま時間が経ち、2月上旬になりました。プレミアムプロセッシングを使っているのであれば15日営業日内で2月6日頃には結果が出ていると思っていたのですが、おかしいと思いつつもとりあえず連絡を待ってみようという事で待っていました。

航空券の予約も早めに取らないといけないと思い2月13日に往復便で4月3日の往路便を予約しました。VISAの兼ね合いもあり、万が一VISAが取れなかった事も考えて復路の便は6月で仮予約しました。念の為グレンにもその旨、連絡したところ返ってきた連絡は実はまだ最終処理の段階でUSICSに提出するのは2月14日ですと返信がありました。

ここで当初の予定よりも大幅に遅れており、この先どうなるのか不安と焦りで頭の中がいっぱいになったのはいうまでもありません。

結局、USICSに書類を送りUSCISから受領通知が来たのは2月26日ここから15日営業日以内に結果が出るという事でまず審査が通るかどうかの不安それから通ったとしてもそこから面接の予約を行い、VISA発行までの日数等、出発までのタイムリミットの猶予は無く、崖っぷちの状況でした。

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