今回はボイド不在の単独参戦
6月7日に行われたPlantation Field H.T.(私が初めてアメリカで競技に参加した場所)は、私にとってとても意味深い競技になりました。この日はボイドはカナダのBromontに行っていたので、私とグルームの2人で競技に挑むことになりました。
今回の出場馬とクラス
今回の参加馬は3頭。
- Modifiedクラス:Curraghgraigue Clear Future(Walle)、Asti’s Charming(Charm)
- Trainingクラス:J’adore Cooley(Honey)
コースウォーク:夏時間に感謝!
前日は仕事終わりが遅く、20時にようやくコースウォークに行けたのですが、夏時間のおかげでまだ明るく、Modifiedよりも前のTrainingのコースと合わせて二つをばっちり確認できました。
Walle(ウォーリー)— 初競技とは思えない安定感
Walleは練習で何度か乗っていましたが、競技は初めて。どんな感じか楽しみにしていましたが、ドレッサージもジャンプもとても穩定していて、さすがのベテラン。クロスカントリーも文句なしのナイスラウンドでした。
Charm(チャーム)— 慣れが油断に
Charmは前回は馬場のみの出場でしたが、この日は全競技に出ることができました。しかし、馬も私もちょっと慣れてきたからと安心しすぎてしまい、それがまさかのもとに…。メインアリーナで怖がって集中を切らせることができず、いつものようなドレッサージはできませんでした。
それでもジャンプは素晴らしく、クロスカントリーは前半は少し物見をしながらナーバス気味に飛越していましたが、次第に駆駕が合うようになり、ストライドの大きさの創意もありながらも、時間をちょっとこぼしてしまいました。9秒くらいのタイムペナルティでしたが、次はこれを活かしてまた障害へのアプローチやギャロップの時間を見直そうと思います。
Honey(ハニー)— 少しずつ自信がついてきた!
Honeyは前回に競技デビューを経験し、これでは2回目の競技でした。とても怖がりでナーバスな女の子で、馬場のラチでさえも嫌がり、よくまわれないこともありましたが、前よりもずいぶん身体が柔らかくなっていて、馬場にも習れてきたように感じました。
前回はショージャンプで私がちょっとアグレッシブになりすぎて落下してしまったので、今回はその反省を活かしてゆっくりめに、Honeyを信じて進めた結果、無事クリアラウンドで終えることができました。
3頭とも無事完走!
3頭とも大きな問題もなく終えられたことは、私にとっても馬にとっても、本当によかったなと感じています。結果は:
- Walle:Modified 2位
- Charm:Modified 3位
- Honey:Training 2位
すべての馬がいい状態で終えることができて、なによりの競技日和になりました。ボイドにも電話して喜んでくれて「よくやった」と言ってくれました。
キャロライン・パムチュ選手に学ぶ
1位を取ったのはキャロライン・パムチュ選手。オリンピアンとしても知られる競技者で、この日もキレのある駆駕をされていました。やっぱり経験がすごいなと、勉強させてもらう場面も多かったです。
ただ一緒に競技したので帰り際に車に乗った彼女からまた会いましょうと声をかけてくれました。
次の競技もこの経験を活かして、もっとよい走行ができるよう頑張ります!
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