🎯 支えてくれたすべての人たちへ
今回、私をここまで導いてくれたのは、家族だけではありません。
- これまで勤めていた会社の同僚や上司
- 日々接してきた会員様たち
- そして、共に過ごした馬たち
たくさんの人たちと、馬たちに支えられ、成長させてもらった日々。
そのすべてがあったからこそ、今日この出発の日を迎えられたと心から思います。
✈️ 羽田空港から旅立ち
4月3日、羽田空港。
私の出発を見送りに来てくれたのは、母親、妹、そして姪っ子。
込み上げるものをぐっとこらえながら、3人に見送られ搭乗ゲートへ向かいました。
飛行機に乗り込んだ後も、眠気はまったく訪れず、ずっと起きていました。
これから始まる新しい世界への高揚感と、不安と、さまざまな思いが頭の中を駆け巡っていました。
✉️ まさかのトラブル発生
機内でスマホをチェックしていると、信じられないメールが届きました。
「アメリカン航空 4月3日 11:00 シカゴ発フィラデルフィア行き、便がキャンセル。」
一瞬、頭が真っ白になりました。
急いでWindurraのボイドに連絡。
するとボイドからは、こんな返信が。
“I’m at a competition now, but Mary from Windurra will pick you up. Please contact her and arrange.”
つまり、Windurraのスタッフ、メアリーさんが迎えに来てくれるとのこと。
すぐにメアリーに連絡し、
「今日はシカゴで一泊して、翌朝送迎をお願いします。」
と伝え、手配を進めました。
🛬 シカゴ到着、そして過酷な入国審査
無事シカゴに到着したものの、そこには長蛇の列。
入国審査までなんと2時間30分も並びました。
いざ審査が始まると、担当官から次々と鋭い質問が飛んできます。
- 「何のためにアメリカに来たのか?」
- 「滞在する場所はどこか?」
- 「何年滞在予定か?」
- 「雇用契約書はあるか?」
緊迫した空気の中、必死に英語で答えました。
震えるような思いでしたが、なんとか全てを乗り越え、無事にアメリカ入国が認められました。
🚃 さらに続く試練
入国後、空港スタッフから案内されました。
「ユナイテッド航空のチケットを取り直したので、このレシートを持ってモノレールに乗って第2ターミナルへ行ってください。」
言われた通り、モノレールのようなシャトルに乗り移動。
第2ターミナルのユナイテッド航空カウンターへ向かいました。
しかし、そこでまたひと波乱。
カウンターにアメリカン航空のチケットとレシートを見せると、
「ここはユナイテッド航空です。アメリカン航空は第3ターミナルだ。」
と引き返されそうに。
必死に
「キャンセルが出たから、ユナイテッドに振り替えるよう案内されたんです!」
と説明し、なんとか理解してもらえましたが、ここでもまた別の問題が。
💸 予想外の追加出費
手続きは進んだものの、
「荷物の重量がオーバーしています。追加で90ドル払ってください。」
と言われ、泣く泣く支払い。
搭乗時刻まで残り30分を切っている中、急いで手続きを済ませ、第一ターミナルへダッシュ。
🌈 念願のレインボートンネル、そして再出発
本当なら時間がなくて諦めていたはずだった、
**シカゴ空港名物「レインボートンネル」**を、奇跡的にくぐることができました。
虹色に輝くトンネルを通り抜けながら、
「ここまでたどり着いたんだ」と、胸がいっぱいになりました。
🛬 フィラデルフィア到着、そしてWindurraへ
フィラデルフィアに着くと、すぐにメアリーと合流。
そのまま車でWindurra USAの敷地内へ。
ここが、これから私が暮らし、学び、戦う**「約束の地」**。
静かな夜の風と、遠くに見える馬たちの影を見ながら、
心の中でそっと誓いました。
「ここから、すべてが始まる。」
🔥 続く挑戦へ
次回は、Windurraでの新生活やトレーニング初日の様子を綴ります
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