🇺🇸アメリカの地で初めての競技会!!

2025年4月12日、
アメリカに来て間もない自分にとって、
忘れられない初めての競技会がありました。

まだ乗り慣れていない馬たちとの挑戦。
その一日を、振り返っていきたいと思います。


初めての競技会参加に感激

Windurraに来て、
まだ4〜5回ほどしか乗っていない馬たちとの出場。
それでも、出場を教えてもらった瞬間は、
心から嬉しかった

それだけ、自分を信じて任せてくれたのだと思うと、
自然と気持ちが引き締まりました。


出場馬の紹介

今回出場したのは2頭の馬たち。

🐴 Rubix Cue(ルビックス キュー)

  • 5歳 セン馬
  • Windurraで生まれ育った若馬
  • まだ経験が浅いが、勇気と素直さを持った将来有望な存在

🐴 Asti’s Charming(アスティズ チャーミング)

  • 12歳 セン馬
  • 2年間、脚の怪我による休養から復帰
  • 動きのポテンシャルは非常に高いが、物見が激しく、扱いは難しい一頭

出場クラスについて

今回2頭とも出場したのは、ノービスクラス(Novice Class)。

  • 若い馬
  • 競技経験が浅いライダー

に適したレベル設定で、
クロスカントリー障害の高さは最大0.90m程度、
スピードはやや抑えめの設定になっています。

初心者向けとはいえ、アメリカのノービスクラスは非常に実戦的で、油断できないコースが組まれることもあります。


当日のスケジュール

当日は、なんと気温2℃
しかも前日からの大雨で、馬場コンディションは最悪を予想。

  • 4:30 馬の積み込み(11頭分)開始
  • トレーラー3台で20分ほど離れた競技場へ移動
  • 基本、馬はトレーラーの中か外に繋いで待機
  • 出番が近づいたら、トレーラー周辺で馬装し、準備運動をして競技開始!

アメリカのローカル競技会では、こうした「トレーラー待機スタイル」が一般的です。
日本の競技場のように厩舎が整っているわけではないので、タフさが求められます。


Asti’s Charmingとの馬場競技(DRESSAGE)

まず最初に出場したのは、Asti’s Charming。

  • 動きそのものは非常に良く、バランスも素晴らしい
  • ただし、物見が激しく、油断できない状態

それでも競技が始まると、意外と落ち着いて演技を開始。
…しかし、常歩(ウォーク)区間で突然ベルが鳴る

なんと、
経路(コース取り)の間違い

審判から正しい経路を指示されて、
初めて自分が練習して覚えていた経路そのものが違っていたことに気が付きました。

演技後、ボイドに報告すると、
「大丈夫、気にするな」
と優しく一言。

それでも、チャーミングに対して申し訳ない気持ちで胸がいっぱいでした。


Rubix Cueとの馬場競技(DRESSAGE)

続いて、Rubix Cueの馬場競技。

  • まだ若く、コンタクト(手綱の接続感)は一定せず
  • しかし、馬なりに一生懸命演技してくれた

大きなミスはなく、無難にまとめてフィニッシュ。


障害(SHOW JUMPING)とクロスカントリー(CROSS COUNTRY)

馬場競技の後は、すぐに障害飛越とクロスカントリーへ。

待機馬場ではボイドが見てくれ、
ウォームアップのジャンプも無事にこなす。

▶️ 障害飛越(ショージャンプ)

  • クリアラウンド(減点ゼロ)!

その後、ボイドは他の馬の運動があるため帰還。
ここからは完全に一人でクロスカントリーの準備

待機場では、

  • スタート時間が早まっていることを知らされ
  • 慌ててスタート準備へ!

▶️ クロスカントリー

  • 日本よりも広大な土地を使ったコース
  • Rubix Cueも若馬ながら積極的に障害をクリアしていき
  • 最後は余裕を持ってフィニッシュ!

終わった後はすぐに馬の手入れ、馬装を外して、帰り支度。


アメリカの競技会で感じたこと

驚いたのは、
馬上ですれ違う人、知らない人たちが、
みんな笑顔で「Good Luck!」「Nice Ride!」と声をかけてくれること。

日本では、知らない人同士で挨拶する文化はあまりなかったので、
この温かさに、心から感動しました。


豆知識:アメリカ競技会スタイルの特徴

  • トレーラー待機が基本
    ➔ 小規模な競技では特に一般的
  • 馬場・障害・クロスカントリーを1日で行う
    ➔ 体力・集中力の維持が超重要
  • フレンドリーな競技文化
    ➔ 初対面でも気軽に応援してくれる

競技会結果

Screenshot

✨ まとめ

初めてのアメリカ競技会は、

  • 自分の弱さも知り
  • 馬の素晴らしさを改めて感じ
  • アメリカの文化の温かさに触れる

本当に学びの多い一日でした。

これからも、
一つ一つの経験を大切に、
さらに前に進んでいきたいと思います!

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